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うつ病の治療で再発が止まらないときは、治したくない気持ちに気づくとうまくいく

うつ病の治療で再発が止まらないときは、治したくない気持ちに気づくとうまくいく

 私がもともとそうだったのですが、自分自身の対人恐怖がなかなか解決しなかったのは、自分自身の中に、

 「解決するのが怖い」と言う気持ちがあったから、なのでした。

 

 私は自分が長年、自分自身では解決したいと思っていると思っていました。でも、なぜ解決しないのかと思った時があったのです。そして、よくよく自分自身と向き合ってわかったことは、

 解決するが怖い、と言う気持ちがあったことを発見したのでした。

 もっと言うと、「だからこそ、解決したくない」と思っている自分がいたと言うことです。

 解決したくないと思っているのだから、解決するわけがないのです。(笑)

 実は、このことは人から指摘されたのですが、その時はドキッとして必至で否定しました。(笑)

 「そんなことはない!」と。でも、よくよく振り返ってみたら、解決したくない自分がいたのですね。ドキッとしたということは、当たっていた、ということなんですけどね(笑)

 なぜ、こんな自分がいたのか。それは、

 「失敗する自分を見たくなかったから」

 もっとわかりやすくいうと、常に完璧な結果を求める自分がいたからです。ということはちょっとでも完璧な結果に達しない自分を発見すると、それは「失敗した自分」を見てしまうことになる。

 それが嫌だったのですね。今では、もったいないことをしてきたな、と思います。なぜなら、

 「失敗する自分を見たくないからこそ、全力を尽くさない」自分がいるのです。

 すると、解決するわけがないのですね。全力を尽くさないのだから。こういう自己矛盾に陥っていることを、当時は気が付かなかった。

 どうやってこれを乗り越えたたかというと、それはこういう自分自身がいることに気が付いて、そんな自分に強い自己嫌悪を感じたからです。

 「何やっているんだ! 自分は! こんなことやっていたらいつまでも望む結果が得られるわけないじゃないか」と。

 完璧を求める方向性が違うのです。

 完璧な結果を求めるのではなくて、完璧なエネルギーを今、そそぐと決める。

 結果ではなく、今のプロセスに完璧をもとめること。

 完璧な結果ばかり求めていた自分は、今、完璧なエネルギーを注ぐ、とは決めていなかった。それじゃ、解決できるわけがない。

 そしてもう一つ。完璧なエネルギーを今そそぐと決めるときに、どこか「周りから見た完璧」という視線を意識しているところが、私にはありました。

 いや、そうではなく、自分ができるベストなエネルギーを注ぐと決める。

 これでやっと、私は自分自身の課題を解決したのです。

 自分自身の気持ちの持ち方が、どうなっているか。このことにきちんときづいていただければ、あなたの・うつ、メンタル不調は解決できるのです。

 なぜなら、それさえ決めていただければ、解決法はあるからです。

 解決法は、あなた自身の慢性ストレスを作り出している、脳内の情動の発電装置である、扁桃体の慢性的な興奮を鎮めることです。

 扁桃体の慢性的な興奮を鎮める方法は、以下の解説をどうぞ。

 http://ameblo.jp/terumicompany/entry-12179742531.html

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