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うつ病 治療を成功させる心理療法は、“人を信じていない”ことを見抜くところから始める

うつ病 治療を成功させる心理療法は、“人を信じていない”ことを見抜くところから始める

 私たちが持っているストレス診断テストを行うと、うつやメンタル不調の方、不安が強い方はすくなからず「家族」や「家族以外」の人々に、わかってくれているかどうかを質問している心理テストの得点が低いということがわかります。

 つまり自分自身は愛されていない、と感じているということです。この診断テストは10点満点ですが、家族の中で愛してくれる人がいるかという尺度で、私のセラピーの先生が調査した時の日本人の平均点は、8.3点でした。

 10点満点中8.3点とは、そんなに悪くないですね。でも、私の経験値で行くと、うつ、メンタル不調、の人は家族愛されているかと言う得点がほぼ7点以下です。

 7点以下になると、愛されていないと感じるようになり人に対して、不安が強くなります。

自分を出せなくなるか、または反対に認めてもらおうとし、過剰に自己アピールします。

一般的なカウンセリングでは、幼少期の親とのトラウマを癒す、みたいなことをすることが多いと思いますが、こちらのやり方では、それだけではうまく行かないと考えています。それはなぜかと言うと、

 7点以下の人は、少なからず「人を信じていない」からです。

 自分が大変だったときに、人に助けてもらえなかった。

 つまり人を信じていないのです。信じられないというか。

 人を信じられないのに、人間関係を癒す、というワークをやっても心の中では、そのワーク自体を「信じない」ことでしょう。

 これはプロのカウンセラーやセラピストは、ショックを受けてしまうかもしれません。クライアントはカウンセラーやセラピストに非常に気を遣いますから、癒されたふりをしてくれるのです。

 私は最初から7点以下の人にはこう言うことにしているのです。

「人を信じていないですよね? いいんですよ。そうならざるを得なかったんですから。今まで、親子関係を癒すというワークをしても冷めていませんでした?」

多くの方が、「そうです」と言います。

 こういう方々を癒すには、人間関係を使ったワークは無理なのです。

ここで科学の知識が役立ちます。

 私たちは、身体が外部からの非言語信号に反応し、その信号により脳内の扁桃体は興奮して、情動を発生させます。

 身体感覚は、実は光イメージを一定の手法で活用することにより良好化でき、その結果、扁桃体を安定化させることができ、人に対するネガティブ感情や不信感を払しょくできるのです。

 ヒトから離れるワークを行うことで、ヒトへの信頼感をとり戻すことができるのです。

 信じられますか?

 でも、こういうことができるのがここで紹介している、脳科学心理セラピーなのです。

他の様々な方法で、不安、うつ、メンタル不調が改善しなかった方に、特にお勧めします。

 心理療法は、自分自身の感受性の課題を解決したい、と強く決意している人に効果を発揮します。そう思われるかたは、ぜひ体験セッションをお受けください。

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*ご参考⇒「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」 

著・山本潤一 秀和システム

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