あなたのうつ病を作る、慢性ストレスの発生原因を数値化できるからこそ、慢性ストレスを治すことができる。
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＊彼とは20年来のお付き合いがあり、友人として応援してくれました。
★「不安遺伝子を抑えて、心がす～っとラクになる本」 ２０１６年９月１６日出版。
＊リーマンショックで仕事がゼロになり、「もう死にたい」とまで思った私が、セルフセラピーのスキルとパートナーシップの力で、復活できたお話です。
そのときに使ったさまざまなセルフセラピーのテクニックの中から、皆さんにも使っていただけそうなものを掲載しました。
今の激動の時代の中、かつての私のように仕事やお金のことで、うつ状態やメンタル不調になり、苦しんでいる人にお役に立てていただければと思い、書きました。大丈夫ですよ、とお伝えしたいです。
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★先日、経営者向け月刊雑誌「プレジデント」に不安遺伝子のことで取材を受け、
２０１６年１１月２８日発売号に掲載されました。ご興味あったらご覧ください。
<以下からブログ本文>
現在、うつ、メンタル不調とはなぜ起こるのか、その原因は多分よくわからない、と思われていることと思います。
なぜかというと、一向に減らないからです。
よくわからないからこそ、対策が取れないということと思います。
うつ、メンタル不調は、慢性的なストレスが原因で引き起こさるというのがこちらの考え方です。
では、あなたの慢性的なストレスというものは一体何が原因で引き起こされるのか。
これを調べるのが、こちらが実施している診断テストです。
抑うつ度の高さとは、特性不安の高い状態が長期化することと連動します。特性不安とは、あなたの性格に根差した不安の感じやすさ、のことです。
特性不安が高くなる原因とは、あなたの自己価値観の高さの関係します。自己価値観とは、あなた自身が自分に対して「価値を感じている度合い」を意味します。
これが低いと、あなたの特性不安、つまり性格に根差した不安の感じやすさは、上昇するのですね。
自己価値観が高い人は、そもそも不安は高くならず、よって抑うつ度は高くなりません。
このことは約２万人以上の日本人を調査した結果のデータです。
では自己価値観とは、何によって影響を受けているのでしょうか？
それは３つあります。
１つ目は、自己抑制度の点の高さ。
これは、あなたが周りの顔色をうかがい、自分自身の本年の感情を抑え込んでしまう度合いの高さを見ています。
この点が高いと、自己価値観は低下するのです。逆にこの点が低い人は自己価値観は高く、よって不安は低く抑うつも低くなります。
自己抑制度の点の高さとは、顕在意識的にはあなたが「親の顔色を気にして育ってきた度合い」を表しております。
イイコちゃんだった人は、自己価値観が低下するのですね。これは私がそうだったので、よくわかります。
そして、やはり顕在意識レベルの話としては、家族に本音の気持ちをどの程度わかってもらえているか、という情緒支援認知度、という得点の高さの度合いと自己価値観は連動します。
わかってくれる人が家族の中にいる、という度合いが高い人は、自己価値観が高く保たれやすいので、不安は低くなり、抑うつ度合いも低くなります。
あと一点は、対人依存度、という心理テストの得点と自己価値観の得点は連動します。
つまり、相手に「察してほしい」という願望の強さが高い人ほど、自己価値観が下がるのです。たとえば、現在では人はほとんど察してはくれません。
よってこの傾向が高いと、自分に自信がなくなりやすい＝自己価値観が低下しやすく、不安になりやすくなるのです。
以上は顕在意識レベルの話ですが、潜在意識的には、親の顔色をうかがう度合い、そして周りの人の察しを求める度合いの高さとは、
脳内の感情の中枢と言われる、扁桃体の敏感さの度合いと連動します。
これを表している尺度の一つが、PTSS尺度です。この尺度は、わけのわからない怖さがどの程度あるかを見ています。つまり、３歳以下の怖さがどの程度あるか、ということです。
この尺度の得点が高いと、以上に説明した診断テストの尺度の点は全般的に悪くなります。
というように、あなたの慢性ストレスの現在の高さ、そしてその原因とは、システマティックに説明できるものなのです。
心は見えないとか、なんだかつかみどころがないもの、ではないのです。
実際には、さらにもっと詳しい診断テストを行いますので、実際にあなたがどんな家庭で育ったのか、そして、あなたがどんな時に突然、うつ、メンタル不調が不安定期なるのか、それはなぜか、などかものの見事に分析できるのです。
ほとんどの方が、自分自身の今の状態をぴったり言い当てられるので、驚かれます。
しかし、慢性ストレスとは本来作り出される原因ははっきりしているのです。
はっきりしているからこそ、対策が明確に取れるのですね。
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