うつ病 原因は、扁桃体である、とNHKスペシャルで、大学教授が言っていたように、我々の心理療法もそう考えているのです
’16年6月19(日)は「NHKスペシャル キラーストレス(あなたをむしばむストレスの正体 -こうして命を守れ-)後編 」が放映されました。
18日に前篇が放映され、その後篇です。
印象的だった点が2点ありました。
1点目は、番組中にある大学の教授が出てきて、
「うつは扁桃体で作られる」
とはっきり言っていたことです。でも、扁桃体興奮を鎮静化する方法として、この教授とNHKの番組内で紹介されていた方法とは、ストレスコーピングと言うやり方で、今気が晴れる方法をいくつか実行することで、脳の前頭前野部を活性化することで扁桃体自身の興奮を抑えようとするやり方なのだ、と解説されていました。
ここで紹介している脳科学心理セラピーは、これに対して扁桃体そのものに直接働きかけて、扁桃体興奮を鎮めようとする心理療法なのです。
前頭前野部を活性化して、扁桃体興奮を鎮めようとするやり方は確かにそうだなと思うのですが、扁桃体興奮がすごすぎると前頭前野の力では抑えきれないのではないかと考えているのがこちらのやり方です。
あなたはどう感じますか? 感情的にものすごく興奮してくると、理性の力で感情を鎮めようとしても難しいのではありませんか?
ただ、あの番組ではストレスコーピングの1つとして、ある会社員が木に触れるということをしていましたが、これは良いと思いました。なぜなら扁桃体は、スキンシップで鎮静化するからです。
よってこちらの考えでいくと、ストレスコーピングには前頭前野部に働きかけるもの、や、扁桃体に働きかけるものがあって、後者がより効果的ではないかと思います。
でもストレスコーピングはストレスを感じたらそのあと、どう対処するかという方法なので、扁桃体が興奮したらそのあとどう対処するか、ということ。
ストレスコーピングをやってそれでもなかなかうまく扁桃体興奮を抑えられないなら、扁桃体が興奮しやすい感受性そのものを変えるために、こちらのセラピーがお役に立つと思います。
こちらのやり方は、扁桃体そのものに働きかけて根本的な扁桃体感受性を変えていくというやり方だからです。
番組を見た印象の2点目は、「今のこの瞬間に意識を向ける」事が大事だとして、マインドフルネス(瞑想の一種)が紹介されていたこと。
ストレスとは、過去や未来のことに意識が向きすぎて、いろいろ思い悩むことから今この瞬間に意識を向けることが大事だと言っていました。
これは確かにそうですね。
私も瞑想はやっていた時期があるので、瞑想によって心が静まっていくなあ、と思っています。
私がこちらのやり方がよりいいなあと思ったのは、番組で紹介されていたマインドフルネスは8週間必要だそうですが、こちらのやり方はだいたい20時間か多くても30時間くらいで、時間的にもっと短いこと。
こちらのやり方は、扁桃体を鎮めることで過去や未来の出来事に対する「感じ方」が変わってしまうため、意識がそちらにはいかなくなることで、自動的に今に意識が向きやすくなることなのですね。
また、一度扁桃体を安定させてしまうと、簡単なセルフケアをすることで元の状態には戻らないこと、などの便利さがあるからです。
そしてここが一番重要かもしれませんが、マインドフルネスは扁桃体に直接働きかけているのかどうかはわかりません。こちらのやり方は直接扁桃体に働きかけ、鎮静化するものなのです。
どのやり方を選ぶかは選ぶ人の好みですが、扁桃体にダイレクトに対策を散りたい方は、こちらのセラピーはお役にたつと思います。
このセラピーは、某上場企業では3年半、初回うつ休職者の再発率0%に貢献したもので、その企業の産業医は論文で発表しています。
また、厚労省のメンタルヘルスHP「こころの耳」では、数ある心理療法の中で唯一「メンタルヘルスカウンセリングを行うカウンセリング」であるとして、ヘルスカウンセラーと言う名称で紹介されているものです。
うつ、生きにくさ、不安、ストレス、メンタル不調を解決したい方は、まずは、脳科学心理セラピー体験セッションをご体験下さい。
★プロセラピストによる「直接対面」体験セッションはこちら。
https://www.reservestock.jp/page/event_calendar/1509
★プロセラピストによるTELまたはスカイプによる体験セッションはこちら。
https://www.reservestock.jp/page/reserve_form_week/1509
*ご参考⇒「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」
著・山本潤一 秀和システム
アマゾン↓