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「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」

新刊本が重版になりました。「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」

 新刊本が重版されました。「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」
―ベストセラー作家・本田健さんも彼のラジオ番組“Dear Ken”で、2016年11月に私のことを紹介してくださいました―

 2016年10月に出版された私の新刊本「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」(秀和システム)が、このたび重版になりました。この本を書いたきっかけは私がこの本のタイトルでもある「不安遺伝子」について話していた講演の会場に、編集者の方がその場にいて声をかけてくださったからでした。

 この不安遺伝子はうつ、メンタル不調に非常に関係するのです。不安遺伝子とは、情緒安定に関係すると言われる神経伝達物質・セロトニンの流通量に関与すると言われていて、主な種類としては、SS型、SL型、LL型があります。SS型が一番セロトニンの流通量が少なく、LL型が一番多いと言われているのです。ということはわかりやすくいうと、SS型が一番不安になりやすくLL型が一番不安になりにくいということです。

 うつ、メンタル不調には、弊社顧問である筑波大学名誉教授・宗像恒次博士の研究でもそうですが、すでに多くの研究者の研究で脳内にあり不安や恐怖な感情を発電させる装置と言われる、扁桃体(へんとうたい)が非常に関係していることがわかっています。そして、さらに〇〇の研究では、SS型の不安遺伝子を持っている人の扁桃体は、一番周りの人の表情に敏感に反応する、と言うことがわかっているのですね。つまり不安になりやすいということです。

 うつ、メンタル不調とは、「周りの顔色を過敏に気にする傾向」が非常に強い人が陥っていくものだと考えています。周りの顔色にほとんど影響を受けなければ、もちろん周りへの配慮はするけれども自分が思ったことを言い、思ったように行動するようになります。こういう人は、うつ、メンタル不調にはならないことがお分かりでしょう。

 不安遺伝子の特にSS型を持っている人は、〇〇という調査では日本人には〇%いることがわかっていますが、アメリカ人の〇%に比べて圧倒的に多いのです。日本人の扁桃体がいかに敏感で周りの人の顔色に影響を受けやすいかがわかるでしょう。

 この本では、今までの心理学やカウンセリングではうつ、メンタル不調をケアする方法としてあまり語られることのなかった不安遺伝子とは何かについて明らかにし、比較的誰もが簡単にできる、自分自身の不安解消法、メンタルケア法を私自身の個人的な体験も交えながら解説しました。お役にたつと思いますので、関心ありましたら是非ともお読みください。

「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」 山本潤一 出版社・秀和システム 1404円(税込)

 ちなみにベストセラー作家の本田健さんとは20年来のお付き合いがあるのですが、彼が行っているネットラジオ番組「Dear Ken」の11月放送分で私とこの本のことを紹介してくださいました。とてもうれしかったです(^^)

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https://www.amazon.co.jp/dp/4798047864

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http://books.rakuten.co.jp/rb/14424726/