うつ病の原因
うつ病 原因
うつ、メンタル不調を作り出す原因は様々な立場の方が様々な説を唱えていると思います。こちらの心理療法では、次のように考えています。この説は弊社顧問である、筑波大学名誉教授・宗像恒次博士が独自に開発した心理療法の理論にもとづきます。
うつ、メンタル不調はその原因となる不安や怖さなどの感情を発生させる脳内の部位、扁桃体の敏感すぎる感受性をよって作り出されます。結論を言うと、この扁桃体の敏感すぎる感受性を安定化させる心理療法を約15時間前後行う事でうつ、メンタル不調を安定化できます。
扁桃体は、fMRIを使った研究によるとその人にとって「こわい」と感じる表情に敏感に反応していることがわかっています。よって現在、あなたがうつ、メンタル不調に陥っているとしたら、必ずあなたにはあなたが「こわい」と感しる“表情=とくに目”をした人が、職場や家庭や、その他あなたが所属するコミュニティにいるはずです。
扁桃体はあなたの意志に関係なく、こうした表情に勝手に反応します。なぜなら扁桃体は、3歳までで完成するため、3歳までで完成する感受性をつかさどっているからです。
あなたの扁桃体は、あなたが怖いと感じているあなたの周りの人の表情に敏感に反応しているのですが、実はもう少し深い扁桃体のシステムを知る必要があります。
実は扁桃体の感受性に影響を与えているのは、あなたの身体感覚なのです。うつ、メンタル不調になる人は身体が非常に緊張しているのですが、身体感覚を良好化することで扁桃体の感受性を安定化させ、うつ、メンタル不調を安定化させることができるのです。
たとえば「恋」を例にとって説明してみましょう。
あなたが今まで何とも思わなかった異性に対しある日突然、「あれ、もしかしてこの人を好きなったのかも」と思ったことがあったことを覚えているでしょうか? どうしてそう思ったのだと思いますか? それは、何かの拍子で突然、胸がドキドキしたり、胸キュンしたり、顔が火照ったり、ということを自覚したからです。
こういう身体感覚が起きたからこそ、「好き」と言う感情を自覚したのですね。よい身体感覚によって脳によい信号が送られ、扁桃体が「好き」と言う感情を発生させたのです。
この時、実は脳内には“良い内部表情イメージ”と言うものが作り出されています。人は皆無自覚なのでそういうことはわからないかもしれませんが、次のようなことはわかると思います。
“良い内部表情イメージ”のフィルターを通して相手の表情を見るので、恋をした相手の顔が実物以上に「ハンサム」に、または「かわいく」見えるという、認知のゆがみを脳は作り出しているのです。
この内部表情イメージの影響を受けて、扁桃体は「好き」と言う感情を発生させると考えられるのです。扁桃体は“表情”の影響を受けている、と書きましたね。ではうつ、メンタル不調の人の場合はどうか。全身または体のいろいろな部位に強い緊張があると思います。片頭痛、クビ肩こり、顔のこわばり、胃の痛み、腰痛、手足の緊張、全身緊張など。
こうしたネガティブな身体違和感は、ネガティブな信号を脳に送ります。そうすると脳内では、ネガティブな内部表情イメージが作り出されるようになっているのです。こわい表情、無表情、睨みつける表情など。そのフィルターを通して周りの人を見るので、周りの人が皆、怖く、敵に見えている、のです。だから気軽に話しかけられない、相手の笑顔がどこか嘘っぽく見える、等の認知のゆがみがあなたの脳内に作られているのです。
あなたは次のようなことをイメージしてみてください。
あなたは今、真夜中の真っ暗な山道をたった一人で歩いています。電灯はなく真っ暗です。隣には墓場があります。背中がぞっとしたり、手足が振るえたり、胸がざわざわしたりするかもしれません。そんな時向こうから人が一人ふっとやってきました。その人はどんな表情になっていると感じますか?
身体緊張が激しく起きる人ほど、向こうからやってくる人がたぶん怖い顔をしていると感じるでしょう。脳内にすでに“こわい表情イメージ”が作り出されているから、そう見えるのです。伝わりますか?
結論を言うと、うつ、メンタル不調の人は全身のあらゆる部位に緊張があり、その緊張によって脳内にはネガティブな内部表情イメージが作り出され、その影響を受けて扁桃体が不安や怖いなどの感情を発生させている状態が、うつ、メンタル不調を作り出していると考えています。解決するには、あなたの全身緊張を良好化する心理療法を約15時間前後行い、
その結果、扁桃体の敏感すぎる感受性を安定化させることであなたの、うつ、メンタル不調は消えていくのです。
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