ストレス科学の視点で、うつ病 治療を成功させるには、扁桃体が反応している2つのポイントを理解すること
ストレス科学の視点で、うつ病 治療を成功させるには、扁桃体が反応している2つのポイントを理解すること
2017年6月に放送された、NHKスペシャル「キラーストレス」というテレビ番組では、こんなふうに言われていました。
「ストレスを感じると、まず最初に扁桃体が反応し・・、それから体中にストレス反応が起きる・・・」
これって何気なく見すごす人は見過ごすと思いますが、私たちはここを見逃さないのです。
なぜなら、「ストレスを感じると最初に扁桃体が反応し」って、軽く流していますが、そもそも何に対して扁桃体が反応するのかということが説明されていないのです。
ここがわからなければ、根本対策をとれないのでありませんか?
「扁桃体が反応し・・、それから体中にストレス反応が起きる」というのは結果としてそうなることだと思いますが、こうなると、あとはお医者さんに行きましょう、薬を飲みましょう、となるのではないでしょうか。
そして番組では、そうなったあとでこう対処しましょうとか、そういう事後策、つまりストスコーピングというものを紹介していました。これはこれでよいと思います。
しかし、そもそも何に反応しているのか。これが根本原因であり、これ対処するのが根本的な、うつ、メンタル不調対策と思うのです。
そもそも扁桃体は何に対して反応するのか。私たちはひとつの仮説ですが、ここを明確にしています。仮説でも、再現性ある結果が得られているので、間違いないと考えているのです。
扁桃体は、2つのものに反応します。
1.相手の表情、そして声などの、非言語信号に反応します。
あなたは、相手の目線、音、声に敏感に反応しませんか? 扁桃体反応です。猫や犬だって、あなたがじっと見ていれば反応するし、声を出すと反応するでしょう。
魚は、カサッと音がすれば、パッと逃げますね。扁桃体は本能の脳ですから、命の危険を敏感に察知し、1/1000秒の速さで反応するのです。
しかし、私たち人間はどうしても「考える脳」が非常に発達しているので、うつ、メンタル不調の原因を「考える脳」で捕らえようとするのです。
1/1000秒で反応するものを、「なぜ、自分は怖いんだろう。なぜ、不安がわくんだろう」と考えても、答えが見つからないのはこのためです。
2.身体感覚に反応します。
超高層ビルの屋上に上って、下を見下ろすことを想像してみてください。ぞっとしますね。または、ひやっとしますね。そんな時、あなたの背中がぞっとしたり、ヒヤッとしたりするでしょう。
私たちは身体感覚があってはじめて感情を自覚できるのです。うつやメンタル不調に陥っている人は、実は全身に緊張があります。
肩こり、腰痛、胃の痛み、偏頭痛、など。これらの身体緊張があるということは、常に扁桃体は興奮しているということです。
身体とは、潜在意識レベルの感情を表現しているのです。
よって身体感覚を良好化すると、あなたのうつ、メンタル不調は消失していくのです。
身体感覚を良好化し、その状態を維持させることで、うつ、メンタル不調を消失させているのがこちらで行っているセラピーなのです。
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