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薬を使わないうつ病治療のもっともお勧めの心理療法は、“安らかな自分になる”ことの脳科学的意味を知ること

薬を使わないうつ病治療のもっともお勧めの心理療法は、“安らかな自分になる”ことの脳科学的意味を知ること

 2016年10月3日に私の新著「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」の出版パーティを開いたときに、長年の友人でありベストセラー作家の本田健ちゃんから、お祝いメッセージとお花をいただいたので、妻ととともにお礼を伝えにあるところに行ったら、そこに、世界的なベストセラー作家でスピリチュアルリーダーのアラン・コーエンがいました。

アランって、いいですねえ。何とも言えない、ほんわかした雰囲気が。ああ、こういうひとに自分もなりたいなあ、と思いました(^^)。

 早速、アランの本をアマゾンで調べて1冊購入しました。

 「あなたはあなたのままでいい」 イースト・プレス 著・アラン・コーエン

 そして本を開いたら早速目に入ったのが、「やすらかな心に行動を決めさせる」という項目があって、ひきつけられて読みました。

 -安らかな心が人生の様々な局面をより良いものにするし、どうあるべきかをマスターすれば行動はおのずと後からついてくる-

 -ほとんどの自己啓発書はやるべきことを列挙している。「家を片付ける10のステップ」とか、「部下に逃げられない30の秘訣」といった具合に。・・・・だが自己啓発書の多くは心の安らぎをはぐくむ方法は教えてくれないし、やるべきことは教えても心の在り方を教えてくれない-

 本当にそうだよな、と思いました。

 私はかつて不安が非常に強かったときは、つねにあれもこれもやらなければならない、といったような焦燥感に取りつかれていました。

 そしてその結果、やらなければならない余計なものをたくさんやって、それでもまだ足りない、という思いに取りつかれ、さらに不安になり、メンタルが不安定になっていたのです。

 かつてに比べれば、こういうときはほとんどなくなりましたが、時々こういう不安定さが襲ってくるときがありますが、私の場合、そんな時は次のようにしています。

 第一段階.これをやめる、と決める。

 まずは決めること。決めないと、はじまりません。決めると意識は「ではどうするか」、という方向に向かいます。

 第二段階 どういうシチュエーションで、こういう感情が湧いてきているのかをちょっと分析する。

 不安定な感情が湧いてきているとき、かならず何かのきっかけがあります。それは何だったのか、をちょっと振り返るのです。そんなに時間をかけません。5分くらいです。

 第三段階 扁桃体興奮を鎮めるセルフセラピーを行う。

 私の場合、扁桃体興奮を鎮めるというセラピーが最も強力で効果がある、と実感していますので、時間が確保できるときにセルフセラピーを行うのです。

 そうすると、不安定さはふ~っと消えていくのです。

 心の在り方とは、自分自身の「感じ方」 が決めています。ある出来事に出合った時に、それをどう感じるか。また少し深いことを言うと、あるがままの自分とはどういう自分と「感じている」か。

 感じ方は扁桃体が支配していますので、これを鎮めると、安らかな心が戻ってきて、私たちの行動は、安らかなものになる。と実感しています。

 うつ、生きにくさ、不安、ストレス、メンタル不調を克服したい方は、まずは、脳科学心理セラピー体験セッションをご体験下さい。

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