大坂なおみ選手、コーチ契約終了の理由を洞察すると、うつ、メンタルは解決できる。
大坂なおみ選手、コーチ契約終了の理由を洞察すると、うつ、メンタルは解決できる。
テレビを見ている限り、どれも単なる憶測で、関係者に直接インタビューなどをしていないので、真相はわかりません。
一般的に考えると、全豪オープンで優勝したばかりなのでに、なんでメンタルコーチとの契約を終了したんだろう、って、謎ですよね。
当然私にもよくわかりません。でも、そのうえで私にはなんとなく、一つのことが連想されたのでした。それについて書いてみますね。
そのヒントは、日本人の元プロテニスプレーヤーである、杉山愛さんがこんなコメントを言っていたのを見たからです。それは、
「いつも一緒にいすぎたからではないか」
ああ、なるほど。と思いました。そして、私になりに次のことが連想されたのです。
サーシャはたぶん、ポジティブすぎたんじゃないのか、ということです。
大坂なおみ選手の試合を見ていると、よくピンチの時などにサーシャコーチが一生懸命、励ましていますよね。
「きみにはできる」「大丈夫だ」「そんなこと言うな」など。
もちろん、試合中だからとにかく選手の気持ちを前向きにしなければならないのだろうけど、私にはポジティブすぎるメンタルサポートは、日本人には合わないだろうな、と思っていたのです。
それは、私自身もプロスポーツ選手のメンタルトレーニングにかかわったことがあるので、そんな連想をしたのです。
大坂選手は半分、日本人の血が入っていますよね。
私が2016年に書いた本「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」にも書きましたが、日本人はS型不安遺伝子を持っている人は約8割と世界の中で圧倒的に高いのです。つまり不安になりやすい。
一番低いのは、ある研究ではアフリカ系アメリカ人で27%です。
サーシャはドイツ人。つまり、S型不安遺伝子をあまり持っていない人々。ということは、たぶん、大坂なおみ選手のネガティブな気持ちはよくわからなかったのではないか? と感じます。
大坂選手は結構、日本人なんですよね。かなりネガティブになりやすい。
欧米ではメンタルトレーニングと言うと、ポジティブに前向きに指導する、というようなアプローチが主流に思います。でもそれは、もともと彼らが不安になりにくいから、そういう人むけだったらうまく行くと思います。
「勝てる!」「前むきに行け!」「前だけを見ろ!」「失敗は忘れろ!」
超ポジティブ思考ですよね。私もプロスポーツ選手を指導した経験から言うと、日本人にはポジティブオンリーのメンタルトレーニングはうまく行かないです。
あなたは、毎日毎日、ポジティブなことばかり言われたらどう感じますか?
私の連想は、ここなのです。大坂選手はもしかして、ポジティブすぎる指導が嫌になってしまったのではないか。
私はかつてご自身が甲子園にも出場したアマチュア野球選手の指導者とお話したことがありますが、その人がこんなことを言ったのです。
「高校野球の選手は、イップスばかりですよ」
イップスとは、体が緊張状態になって、ボールを思ったとおりに投げられなくなる状態のことを指します。ピッチャーだったら、球を地面にたたきつけることしかできなくなったりすること。
なんで、こうなると思いますか? 過緊張です。それは、ポジティブなことばかり言われるからです。ネガティブが許されない。
おかしくなりますよね。
日本人は、敏感なのです。たぶんサーシャコーチには、このことがわからなかったのではないかな。
敏感な感性とは、脳内の情動の派生装置と言われる、扁桃体が重要な役割を果たしているのです。大坂選手もたぶん、扁桃体が敏感なことでしょう。
まずは、扁桃体を安定させることで、不安は減少し、そのあとでやっと物事をポジティブに考えられるようになるのです。
メンタルの問題も同様です。あなたがもしピンと来るようだったら、体験セッションを受けてみてください。
興味があったら脳科学心理療法の体験セッションをどうぞ。
■プロセラピストによる直接対面体験セッション開催!
扁桃体を安定させれば解決する、を実感すれば、うつ、メンタル不調など、すぐに消失することが実感としてあなたにもわかるでしょう。プロセラピストによる直接対面体験セッションを体験してみませんか? 圧倒的な効果を体験できるでしょう。
詳細は以下をどうぞ。
★↓プロセラピストによる直接対面体験セッションはこちら。
https://www.reservestock.jp/page/event_calendar/1509
★↓プロセラピストによるTELor 無料テレビ電話ZOOMでの体験セッションはこちら。