なぜ、うつ病、メンタル不調が多いのか、その原因がわかれば、治療を効果的に行える(1)
なぜうつ病、メンタル不調が多いのかの原因がわかれば、治療を効果的に行える(1)
3年くらい前だったか、WHO(世界保健機関)が発表したところでは、当時、うつは3.5億人いるそうです。
人口が70億人として、5%。日本の人口が1億人として500万人がうつになります。それくらいいそうなイメージではないでしょうか。多いですけれども。
なぜ、こんなに多いのでしょうか。
もちろん、うつの定義がだんだん拡大されているということもあるでしょう。昔は、うつと言ったら本当に重症な人のことを言いました。だから私が20代にころなんて、うつの人は周りでは聞いたことがありませんでした。
でも、今は定義が拡大されていますよね。
「うつはこころの風邪ですよ」というようなキャッチコピーが人々に認識されてきたので、失恋してお医者さんに行ってそれで、
「うつです」
と認定されたり。
気軽に行けるようになったということとか、お医者さんも気軽というか、軽症なレベルをそのように診断するようになったとか、そういう面はあるかもしれません。
でも、ここでは少し違う視点で見てきたいと思ったのです。
2つの原因があると思います。
1点目。
察してくれる人がいなくなったこと。
日本の社会はもともと「察してくれる」人が多くいる社会でした。企業もそうでした。
私は1982年に社会人になっていますが、その時は、まだ古き良き日本の職場みたいな雰囲気があったのです。たとえば、私がちょっと落ち込んでいると、
「どうした。なにかあったのか? 今日、飲みに行くか?」
などと、だれかれと、声をかけてくれたのですね。そして、飲みに行って、あーだ、こーだ、とぐちゃぐちゃ言わせてもらって、そして先輩方も、
「そういうときはこうしたらいい」とか、「そんなの気にするな」とか、「わかった。それについては俺があいつに言っといてやる」とか、
こんな面倒意味の良い、一方ではちょっと暑苦しいような面もありますが(笑)、こんなふうに「察してくれる先輩」があちこちにいたので、私自身はなにも言わなくても、
わかってもらえて、癒されたのですね(^^)。
今、こういう人間関係って、職場の中にあるでしょうか?
飲み会自体もあまり開かれないし、異性の部下を誘うと「セクハラっぽく」思われたり、部下も仕事終わったら、さっさと帰るとか、そんな感じかもしれませんね。
察してくれる人間関係はないので、あなた自身から「言わないと」、
あなた自身を救える人がいなくなってしまったのです。
助けてほしい、アドバイスを欲しい、もう少し教えてほしい、納期を少し伸ばせないか、とか、手伝ってくれませんか、とか、自分の都合をあなた自身から言えないといけないのです。
言えないと、うつ、やメンタル不調になりやいのです。自分の中に一人でため込んでしまうので。
言える、パーソナリティを身に着けることが大事なのですね。
言えるようになるのには、まず、言い方、を知ることが大事なのです。
自分の気持ちを大事にしつつも、相手の気持ちも大切にして言う言い方。
そして、相手がわかってくれることに執着するのではなく、言うだけ言っておきますね、あとは会社の都合があると思うので、従いますよ、という言い方。
相手にわかってもらえなくても、「言うだけ言えれば」、実はうつやメンタル不調は防げるのです。
ここがあまり、知られていません。
わかってもらえないなら、言わない、となってしまうことありませんか?
、
気持ちはわかります。いうだけ言っても、結局傷つく、と思ってしまうから。
それは怖さや不安、恐怖が強すぎるのですね。
あまりにも恐怖がついと言えないのはもっともです。言い方を知識としてわかっていたとしても。
そこであまりにも強い恐怖や怖さ、を作り出しているの、脳内の感情の中枢と言われる扁桃体の過活動を改善すると、このマイナス感情は静まるのです。
そうすると、言えるようになるのです。
うつ、メンタル不調が増えている原因の2つ目は、次号で。
■プロセラピストによる直接対面体験セッション開催!
扁桃体を安定させれば解決する、を実感すれば、うつ、メンタル不調など、すぐに消失することが実感としてあなたにもわかるでしょう。プロセラピストによる直接対面体験セッションを体験してみませんか? 圧倒的な効果を体験できるでしょう。
詳細は以下をどうぞ。
★↓プロセラピストによる直接対面体験セッションはこちら。
https://www.reservestock.jp/page/event_calendar/1509
★↓プロセラピストによるTELor 無料テレビ電話ZOOMでの体験セッションはこちら。