うつを治すには、イメージの力を活用することが重要
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★ベストセラー作家・本田健さんがネットラジオ（ポッド キャスト）「Dear Ken Ｖｏｌ．３３２」で、山本潤一の本を紹介してくれました。
ネットラジオの中で、彼が僕の新刊本「不安遺伝子を抑えて、心がす～っとラクになる本」
を紹介してくれました。ご興味ある方は以下からその音声を聴いていただけます。
32分50秒〜34分20秒あたりで健が本の紹介をしています^^
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＊彼とは20年来のお付き合いがあり、友人として応援してくれました。
★「不安遺伝子を抑えて、心がす～っとラクになる本」 ２０１６年９月１６日出版。
＊リーマンショックで仕事がゼロになり、「もう死にたい」とまで思った私が、セルフセラピーのスキルとパートナーシップの力で、復活できたお話です。
そのときに使ったさまざまなセルフセラピーのテクニックの中から、皆さんにも使っていただけそうなものを掲載しました。
今の激動の時代の中、かつての私のように仕事やお金のことで、うつ状態やメンタル不調になり、苦しんでいる人にお役に立てていただければと思い、書きました。大丈夫ですよ、とお伝えしたいです。
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★先日、経営者向け月刊雑誌「プレジデント」に不安遺伝子のことで取材を受け、
２０１６年１１月２８日発売号に掲載されました。ご興味あったらご覧ください。
<以下からブログ本文>
うつ、メンタル不調はイメージの力で解決できます。
そのようなメンタルトレーニングをこちらでは行っているのです。
よく、イメージというと、イメージするのは苦手、という方がいるのですが、本来、私たち人間はイメージの力をものすごく使っています。
人に対する印象などはそのもっとも典型的なものです。
この人は怖そうな人、とか、この人は何か安心感を感じる人、などというのは、何の根拠もないのに、私たちはこんな風に感じることがありますよね？
私はよくセミナーなどで、こんなワークを皆さんにしていただくことがあります。例えば、
皆さんが今、気持ちいいなあという温泉に入っていると想像してみましょう。（この記事を読んでいる皆さんも想像してみてください）
あったかいお湯に入って、ふ～っ、ほぐれるなあ、と感じています。
そんな時、湯煙の向こうから人が入ってきました。
その人はどんな表情であなたを見ていると、想像しますか？
たぶん、笑顔とか、優しい顔、とか、そんな風に感じることと思います。
では、これはどうでしょうか？
これもよくやるワークです。
真夜中の２時ころ、あなたは今、電灯一つついていない真っ暗な山道をたった一人で歩いているとします。
体が緊張したり、背中にぞぞっと、寒気が走るかもしれませんね。
そんな時、向こうから誰か見知らぬ人が、ふっと現れたとします。
その人はどんな表情をしていそうでしょうか？
たぶん、怖い顔、とか、気味が悪い顔とか、そんな風に感じると思います。
これって、想像イメージなのですね。
私たちは誰もが、身体感覚の影響を受けて、脳内に表情イメージを作り出す機能があるため、相手の表情の実態をあるがままにとらえることができないのです。
温泉に入っているときは、良い身体感覚になるので、相手の表情はよく見えるし、夜中の山道を歩いている時は、身体が緊張するので、相手の表情が怖く見える、のです。
こんなふうに私たちの脳は、勝手にイメージを作り出しているのですね。
だから、あなたがもし今の職場にいて身体が緊張するならば、あなたの脳は周りの人に対してネガティブなイメージ像を作り出すので、周りの人が怖い人か、安心感を感じることができない人に見えていることでしょう。
そうすると、ちょっとしたことでも気軽に話しかけることができないため、仕事を一人で抱えることになり、その結果、仕事の重圧で苦しみ、眠れなくなって病的なレベルへと進んでいくのです。
あなたの身体と脳が作り出しているイメージによって、うつ、メンタル不調は作り出されるのです。
世の中には、今、うつ、メンタル不調に対して、まだこのような理解がないのです。
よって、逆に言えば、あなたの身体違和感を良好化するということをしてその状態を維持すれば、あなたは周りの人への恐れが軽減されるために、気軽に話しかけることができるようになり、その結果、仕事の重圧を一人で抱えこまなくてもよくなり、だから、うつ、メンタル不調にはならないのです。
そういうことをずっとし続ければ、うつ、メンタル不調は再発しないのです。
「うつ、メンタル不調って、なかなか治らないんですよね。長期間かかるんですよね」と思っている人は多いのですが、それは、
うつ、メンタル不調とは、どういう原理で作り出されているのかということを、わからないからそう言っているのです。
うつ、メンタル不調とは、身体と脳が共同して作り出しているイメージによって、生み出されるものなのですね。
だからこそ、身体違和感を改善しその状態を安定させるということによって、脳内イメージを変え、その結果、感情の中枢である扁桃体の過活動を改善することで感情を鎮め、そのことでうつ、メンタル不調は改善していくのです。
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