うつ病を治すには、扁桃体のニーズをつかむことが重要。
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＊彼とは20年来のお付き合いがあり、友人として応援してくれました。
★「不安遺伝子を抑えて、心がす～っとラクになる本」 ２０１６年９月１６日出版。
＊リーマンショックで仕事がゼロになり、「もう死にたい」とまで思った私が、セルフセラピーのスキルとパートナーシップの力で、復活できたお話です。
そのときに使ったさまざまなセルフセラピーのテクニックの中から、皆さんにも使っていただけそうなものを掲載しました。
今の激動の時代の中、かつての私のように仕事やお金のことで、うつ状態やメンタル不調になり、苦しんでいる人にお役に立てていただければと思い、書きました。大丈夫ですよ、とお伝えしたいです。
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★先日、経営者向け月刊雑誌「プレジデント」に不安遺伝子のことで取材を受け、
２０１６年１１月２８日発売号に掲載されました。ご興味あったらご覧ください。
<以下からブログ本文>
皆さんは、扁桃体のニーズをつかんでそれを生活に生かす、ということをしているでしょうか。
？？
と思うかもしれません。扁桃体のニーズとつかむとはそもそもどういうことなのか。
扁桃体とは脳内にある感情の中枢と言われるものですが、身体感覚の影響を受けて感情を発生させる中心的な役割を担っているものです。
ということは、身体感覚のニーズをつかむと扁桃体は安定し、うつ、メンタル不調を作るネガティブ感情は消えていく、ということになります。
平たく言うと、あなたの身体が気持ちいなあ、と感じる環境に身を置き、それを生活に落とし込むとあなたのメンタルは安定するということです。
私に場合、自分で発見したことがあります。それは、私自身はゆっくりたっぷり寝る、という生活をすることを身体がものすごく望んでいたということを発見したのです。それも、夜は９時半くらいには寝て朝は５時くらいに起きる、こういう生活をすると身体が非常に緩み、快適な自分になるということを発見したのです。
それまでも夜更かしをするタイプではありませんでした。でも寝るのは１１時ころとか、１１時半とか、そんな感じになっていました。一見、問題なさそうですよね。でも、今思うとですがものすごく体はしんどく疲れていたのですね。
その渦中にいるときはわかりませんでした。
ある時、非常に疲れているとき、セルフセラピーをしたのです。扁桃体は身体感覚の影響を受けますから、当然、疲れているときは、非常にイライラしていたのです。特に妻に対して、ちょっとしたことで怒りが出てきていました。
ゆるせない！！ みたいな自分になっていたのです。
しかし、体が疲れていたとき、セルフセラピーをやって一定の手法で身体違和感を改善し、良好な感覚に変えたのです。
そうすると、扁桃体はニュートラルな状態に戻ります。そうすると、この世の出来事が、ニュートラルな感覚で見えるようになるのです。
この時、ふと、自分は本当はどんな生活をもっとも望んでいるのだろうか、と思いました。
年収１億円？ いや違う。 有名になること？ いや違う。 １年の内、３か月は休暇を取ること？いや違う。
出てきた答えは、まずはたっぷり、ゆっくりと寝ること、です！（笑）。そうか、そこからか、と思いました。
で、やってみた。９時半に寝て５時に起きる。
体がとっても気持ちいいのです。そして、これは当然の変化ですが、扁桃体は身体に影響を受けているので、感情的にとても穏やか感じになったのです。
妻に対しても、以前なら瞬間的に出ていた怒りも、まあいいか、という感じになってきました。一度だけ怒りましたがそれでも、すぐにその怒りは消えてしまいました。
あなたが本当に望んでいることを生活に中心に据えると、感情的にとても落ち着くのです。そして本当に望んでいることがわからないとしたら、それは、身体がとても緊張している状態にあるために、わからなくなっているのです。
この身体緊張を解くこと、そうすると、あなたが本当は何を望んでいるのかがわかります。
そして、身体緊張が取れるとは、あなたの感情の中枢である扁桃体が落ち着くということ。
つまり、あなたの扁桃体が望んでいることを見つけ、それを毎日の習慣とすること＝生活にすると、あなたのうつ、メンタル不調を作っているストレス、つまり、怒り、不安、恐怖、悲しみ、罪悪感、自責、などのマイナス感情は消えていく、ということです。
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