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うつ病 治療の根本とは、脳科学の視点で考えると、周りの目に敏感すぎる性格を改善する事

うつ病 治療の根本とは、脳科学の視点で考えると、周りの目に敏感すぎる性格を改善する事

 うつ、メンタル不調は今や、製薬会社とお医者さんのテレビコマーシャルの影響なのか、多くの人が「病気だ」と思っているのではないかと思います。

 私はかつて某県医師会の委員を4年間行っていました。その医師会の小委員会で10人の医師たちと一緒になって「あるべき患者応対」についての答申書作成の委員をしていたのです。私だけが医師ではなくて、唯一のセラピストでした。

 ちなみにこの時に作った答申書は、その県の約数千人の医師に配布されました。

 その時に知り合った某医師は、メンタルの世界では著名な医師だったようで、その方の講演会を聴きに行ったときにこう言われていました。

 「うつ、メンタルは”病気”なんだから、素人のみなさんは余計な判断をしないで、すぐに我々医師のところに連れてきたほうがよい」

 日本人は、「権威」に非常に弱いので、医師がこういう風に言うと、そのまま受け入れてしまう人が非常に多いのです。私はなんの疑問ももたずに、権威者の言うことを受け入れてしまう人は、非常に本当の「病気のレベル」になっていく人が多いのではないかと思います。

 私はこんな風に考えることをお勧めします。

 もともとあなたが、うつ、メンタル不調になったきっかけを思い出す、ということです。あなたはどうしてそうなりましたか?

 共通している点は次のようなことです。 

 「周りの顔色に非常に敏感である」ということ。そして、あなたがなにか心がへこんだ時に、「助けを求められなかった」か、「誰かに相談できなかった」か、「自分の都合をはっきりと言えなかった」か、「本当はつらかったのに、つい強がってしまった」などのことがあるはずなのです。

 もっと正確に言うと、もともとものすごく周りの目を気にする敏感な感受性があるのですが、今までは何とかやれてきたけれども、何か心がへこむ経験をして、それを誰にも言えずに心に貯め込んだために、

 そのうち、夜が寝むれなくなって、疲れ果て、起き上がる気力がなくなって、というように、だんだん「病気」レベルになっていくのです。

 発端は、あなた自身の気軽に人と心を通い合わせ、自分の都合を言えない、パーソナリティの問題から来ているのです。

 私自身もそうだったのです。周りの目が非常に怖くて、私の場合は周りから「すごい人」と言われなければならない、と思い込み、自分自身にすごいプレッシャーをかけることで、すごい恐怖心の中に自分を追い込み、そして壊れていった・・・・。

 「俺って、つい、まわりによく思われたいために無理しちゃうんだよね。だからそれは、引き受けるのやめるよ。今の自分には無理だから」

 これを言えない自分だったのですね。

 完全に性格的な課題の問題なのです。

 だから、眠れなくて、疲れ果て、起き上がれない、レベルにまで行ったら、薬を飲んで休職して、をすると、元のレベルまでは回復します。

 しかし、いくら薬を飲んで休職しても、もともとのデリケートすぎる性格を「変える」ということをしないと、結局は同じような状況に遭遇すると、また再発するのです。

 それをいつまでも、「念のために」と言うことで薬を飲んで、休職しても、性格を変えることにはならないのです。でも、この状態のまま何年も、同じ状態で時間を過ごしている人が日本には非常に多いのです。

 このあたりを、自分で気づけるかどうか、が、うつ、メンタル不調を卒業できる人と、できない人、のわかれ目なのです。

 今は、失恋したら、すぐお医者さんに行って薬を飲んでいる、と言う人もいると、先日ある人から聞きました。

 失恋した心の痛みは、「病気」ですか?

 そんなことをしていたら、いつかその人は薬を手放せない、依存症の人になってしまうのではないでしょうか。 

 もともとは自分自身の性格的な課題から、作り出されたものだ、と言う視点で考えることが、大切と思います。

 誤解しないでいただきたいのは、「あなたの性格が悪いため」、になったのではありません。

 あなたには、あなたがより自分が幸せになるためには、課題があったのですよ、と教えてくれている、と言うことです。

 だから、今の自分の性格をリフォームする、と決めることで、うつ、メンタル不調は卒業できるのです。

 性格を再構築するとは、「感じ方」を変える、と言うことで、「感じ方」は脳内の情動の発電装置である、不安、恐怖の発生装置である扁桃体が担っているのです。

 この扁桃体の過敏すぎる感受性をおちつかせることができると、あなたの感じ方は変わり、結果として従来の性格がリフォームされるということになるのです。

 うつ、生きにくさ、不安、ストレス、メンタル不調を克服するために、自分自身の感受性の課題を解決したいと思う方は、まずは、イメージの力で扁桃体を安定化させる脳科学心理セラピー体験セッションをご体験下さい。

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