うつ病 薬なし 治療には、トラウマを科学的に考えることが参考になる
うつ病 薬なし 治療には、トラウマを科学的に考えることが参考になる
最近よく、こんな方が訪れます。
「精神科医に行ったら、幼少期のトラウマが原因ですね、と言われました」と。
皆さんは、トラウマってどうやったら解決すると、思いますか?
ここでいう、トラウマとは災害などで親しい人を亡くしたとか、自分自身が死にそうな目にあったとか、そういう事だけでなく、親子関係で作られたさまざまな大小の心の傷なども含みます。
いわゆるアダルトチルドレン、というものですね。
かつて’90年談の初めころ、私が実践していたセラピーとは、小さいときの親子関係でできた心の傷を、みんなの前で吐露したり、またはその時の感情を口に出して吐き出したりしてました。
カウンセラーの方に、それを聴いてもらったり。紙に書いたり。または、実際に親に対して小さいの時の心に傷について話したり、もっとこうしてもらいたかったと要求したり。
また、前世に戻って実は親と自分は、前世の時には敵味方と言う関係だったので、今は仲直りするために親子関係になっているなどど解説されたり。
カウンセラーさんに、親の役割を演じてもらって、本当に言いたかったことを言ったり、言ってもらったり。いわゆる演劇みたいなことをするのですね。
そして、瞑想したり。
まあ、いろいろやってきましたが、結論から言うと私にとってはどれもいま一つでした。
これらのやり方に共通していたのは、今思うと、次のようなことだったと思います。それは、
「その時の場面に戻って、その時に感じた感情をもう一度実感して、吐き出す」
ということ。
その後、ここで紹介している脳科学セラピーを実践するようになってわかったことは、
「昔の出来事を、話さなくても解決できる」ということです。
もう少しいうと、口に出して解決しようというのは、脳科学的に言ってそれだけでは解決できないのです。
なぜなら口に出して話せる過去の記憶とは、3歳以降の記憶だから。
3歳以降は、エピソード記憶と言って言葉による記憶として貯蔵されています。
しかし、3歳以前にも記憶はあって、それが扁桃体記憶ですが3歳以前は言葉を話せないので、言葉による記憶ではないのです。
偏桃体記憶は、言葉による記憶ではないので言葉で吐き出そうとしても吐き出すことはできないのです。
では3歳以前に記憶とはどんな記憶なのか。身体感覚による記憶です。
恐怖を感じたら、背中がぞっとしたり、髪の毛がさかだったりするでしょう。こういう身体感覚が3歳以前の扁桃体記憶なのです。
三つ子の魂百まで、と言う日本のことわざは、3歳で感受性が決まるというたとえ話ですが、身体感覚の事を言っているのですね。
あなたはたとえば、昔の親との心の傷に関する出来事を思い出すと、頭や顔がぐっと締め付けられたり、胸が重くなったり、全身緊張したり、脱力したりなど、体のどこかが反応することでしょう。
この身体感覚を消せば、トラウマはきえるのです。その時の場面を詳しく話したり、その時の場面を細かく分析したりする必要はないのです。
いや、そういうことをしないからこそ、解決できるのです。うつ、メンタル不調で苦しんでいる方は例外なく、昔のトラウマの問題を抱えていますが、身体感覚を良好化することで解決でき、そしてその結果、うつ、メンタル不調は解決するのです。
伝わりますか?
私が行っている心理療法の扁桃体の慢性的な興奮を鎮める方法は、以下の解説をどうぞ。
http://ameblo.jp/terumiこれをしなcompany/entry-12179742531.html
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