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うつ、再発防止はなぜ可能なのか

うつ、再発防止はなぜ可能なのか

 現在、多くの企業では、うつ、メンタル不調の再発が止められない、という問題がどの企業でも起こっています。
 しかし、このブログにも書いていますが、私はかつて私のセラピーの師匠である、筑波大学名誉教授である、宗像恒次博士の指導の下、4人のセラピストとともに、某上場企業で初回うつ休職者の再休職の再発率が3年半0%という結果に貢献し、この企業の産業医は論文発表していました。

 

 なぜ、こういう事が可能だったのかというと、私は次のように考えています。

 1.気持ち、感情の表れを、身体感覚としてとらえているから。

 現在、多くの企業でとられているメンタル対策は、主治医による投薬と休職だと思います。でも、私にはメンタルのお医者さんで親しい人がいてその方も言っているので知っているのですが、薬や休職が効く人とは、かなりの重症者なのです。

 ネガティブな感情が長期的に続いた結果、体がだるくて起き上がれなくなったとか、夜が眠れないせいで、心身ともに疲労困憊したとか、そういうレベルに人には効くのですね。

 でも、そのレベルまで行っていない人とか、最悪の段階が改善されてきてきた人には、薬や休職ってあまり効果が見られないのではないでしょうか。そのように言っているお医者さんに私はたくさんお会いしてきました。

 あなたもそうだとしたらよくご自身でわかると思います。

 もう体調は戻ってきたし、大丈夫と思うのに、まだ休職や投薬を続けなければならないのか、と感じている人は多いことでしょう。

 もともとうつや、メンタルの問題は、その人の「傷つきやすい感受性」から作り出されます。 

 もっとはっきり言うと、その人の「まわりの目や顔色を気にしやすい感受性」から作りだされます。

 なので、人間関係で激しく傷つき夜も眠れないことが長期化すると、心身ともに疲労困憊するので、そこまで行ったら投薬と休職が効果的ですが、そこまで行っていないとか、その段階が改善されている状態だとしたら、私は、その人の「感受性の課題を解決する」ということをすることが重要と考えます。

 実際、先の某上場企業で行っていた時は、そういうことをしていたのです。その企業も、その人が自分の課題を解決していないと、復職させないとしていたのです。

 それなのに、いつまでも投薬と休職を続けていても、課題が解決されるわけではないと感じます。だから多くの企業では再発を繰り返しているのではないかと私は思います。

 で、多くの企業では、カウンセラーがいてカウンセラーが課題解決の役割を期待されていると思います。でも、それでも多くの企業では再発が止められないのはなぜかというと、私は次のように思います。

 「気持ち、感情に焦点をあてているから」

 私も昔やっていましたが、認知行動療法や傾聴カウンセリングは、その人の気持ち、感情に焦点を当てます。だから、

 その人の気持ちを傾聴したり、その人の気持ちの癖を分析したり、思考の癖を分析したりするのですね。これは確かに一定の効果はあります。

 しかし、うつやメンタル不調の方は、周りの目や顔色に非常に敏感であり、本人にも分析するのが困難なレベルの敏感な感受性によって、傷つき、うつやメンタル不調になっているのです。

 つまり、本人には無自覚な潜在感情によって支配されている、ということです。

 そして、潜在感情は、身体によって作り出されるのです。よって焦点をあてるべきは、気持ち感情そのものではなくて、身体感覚なのですね。

 私たちはこれを行っていたのですね。

 「胸キュン」「背中がゾッ」「髪の毛が逆立つ」「顔面蒼白になる」「手足の力が抜ける」など、身体感覚が感情を表している言葉は非常に多いですね。

 通常のカウンセリングは、気持ち感情の表れとして、その結果、胸キュンしたり、髪の毛が逆立つなどの身体感覚が次にあらわれると考えているのです。

 これもありますが、より根源的にはその逆です。身体感覚が、気持ち、感情を作っているのです。

 よって、うつ、メンタル不調の人は、身体にものすごい緊張があり、これがネガティブな感情を作り出しているので、対処すべきは身体感覚なのです。

 ここが通常のカウンセリング、心理学とは全く考え方が異なるのです。

 ネガティブな情動を発生させる、脳内の発電装置である扁桃体は、身体感覚によって刺激され、マイナス感情を発生させるのです。よって、扁桃体を安定化させるとうつ、メンタル不調を作りしている慢性ストレスは消え、症状が改善されるのです。

 こうしたアプローチを某上場企業で行った結果、初回うつ休職者の再休職率が3年半0%になったのです。

 また、今まで何年もお医者さんの薬を飲んでいて改善しないというような方が、私のところにはたくさんきますが、ほとんどが15時間前後のセッションで改善してしまうのです。

 うつ、生きにくさ、不安、ストレス、メンタル不調を克服するために、自分自身の感受性の課題を解決したいと思う方は、まずは、扁桃体を安定化させる脳科学心理セラピー体験セッションをご体験下さい。

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