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うつ 病 解決したいなら、私たちの中に存在する、他人の人格を理解する

 脳科学心理セラピー実践者である私が行っているセラピーを一言で説明すると、それはタイトルにあるように、「私たちの中に存在する、他人の人格」を味方にすることで、あなたのプチうつ、うつを解決する、ということをしているのです。

 この話をすると、時々「インナーチャイルドのことですか?」と質問されることがあります。

インナーチャイルドとは、私たちの心の中に存在する、傷ついた子供のイメージのことです。

私も他人の目線が非常気になる子供だったので、大人になってからも、ああ、確かに自分の中には周りの目線を気にする小さい子供が、こわがっているよなあ、と感じていた時期がありました。

確かにこの子供とよく会話すると、心がすーっと気持ちよくなります。

でも、ここで言う、私たちの中に存在する「他人の人格」とは、それとは異なります。

何が異なるかというと、まず、私たちの体の中に他人の細胞(キメラ)が存在するのは生物学的事実だからです。

そして、この他人の細胞はどこから来たかというと、それは、私たちのこの世に生れ出てこれなかった兄弟姉妹、だったという可能性を否定できないのです。

なぜかというと、私たちは受精卵初期のころは、多胎児だったとい研究があるからです。でも実際は私たちは一人で生まれてきますよね。

それで、これらの兄弟姉妹は、どこかに消えるのではなく、私たちの体に再吸収されるからです。

そして、私たちの体には、自分ではない他人の細胞がいろいろな部位から発見されてきているからです。

私たちの体の中にいるものは、ある意味、実在するインナーチャイルドが存在する、ということになります。これらは私たちの兄弟姉妹なので、自分自身ではないのですが・・・。

ある男性は、自分自身の細胞を調べると、女性の遺伝子が発見されています。しかもその女性遺伝子は、彼が生まれた時に亡くなった、2卵生双生児の女の赤ちゃんだったのです。

嘘と思うかもしれませんが、本当の事なのです。

セラピーをやるとわかりますが、プチうつ、うつによる生きにくさを強く抱えている人ほど、こうした他人の人格は私たちの体の中から、非常にたくさん発見されます。

多い人になると、300人、400人近くに他人の人格近く発見されます。
そして自分の中に自分ではない「人格の存在」を感じている人が多いのです。

あなた自身は、もし自分の中に「たくさんの自分ではない人格の存在」を感じたらどんな気持ちになりますか?

たぶん、自分自身が一体何なのかよくわからないとか、何が自分なのかがわからないとか、なんでこんなふうにわけのわからない意味不明な不安が突然出てくるのかがわからないとか、自分自身が自分で思い通りにコントロールできない感覚を感じたり、自分であって自分ではない感覚がする、とか。

こんな感覚を持っている人が、プチうつ、うつの人には非常に多いのです。

私にはそういう感覚が強くあったのです。

これらの非常にたくさん存在する他人の人格イメージは、放っておくとてんでバラバラに動き出すようなイメージになりますが、こうなると自分自身がわけのわからない感情に振り回されるような、非常に生きにくい感覚に陥ります。

これら他人の人格がすべてあなた自身の味方なったらどういう気持ちがすると思いますか?

気持ちいいですよ、とっても。たくさんの人が味方になってくれている感覚になり、なにが起きても大丈夫という勇気が湧いてきます。

こういう感覚は今までの心理療法にはなかったですね(^^)

私はそういう体験をしたので、あなたの中に存在する、実際のしかも非常にたくさんの人数が存在するインナーチャイルド(自分自身ではないですが)を、あなたの味方にするこの脳科学心理セラピーが、すばらしいなと思っているのです。

 

このセラピーは、某上場企業では3年半、初回うつ休職者の再発率0%に貢献したもので、その企業の産業医は論文で発表しています。

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