薬なしでうつ、メンタルヘルス不調を解決したいなら、扁桃体と胎内環境の関係を理解すること
脳内の感情の発生装置と言われる扁桃体(へんとうたい)は0歳から3歳で完成します。
ということは、胎内にいるときからすでに完成に向けて成長しているということです。
生まれたての赤ちゃんでも、夜泣きが激しい赤ちゃんがいたりにこにこして動じない赤ちゃんがいて、すでにその段階で感受性が決まっていますね。
あなたは生まれたての赤ちゃんの時、夜泣きが激しかったか、にこにこしていたのか、お母さんに尋ねてみていただければわかると思います。
うつやメンタル不調の方は例外なく、赤ちゃんの段階で感受性が敏感です。
私も夜泣きが大変で、母が「お前を寝かすのは大変だったんだよ。私も眠れなかった」と言っていました。
この話を聴くと、いつも母に申し訳なかったな、と思います。
なにに対して不安を感じるのかというのは、扁桃体の感受性のことを意味していますが、扁桃体感受性は、胎内環境の影響を大きく受けると考えられます。
胎内ってどんな環境なのかお分かりでしょうか?
たとえばこんな感じです。あなたが胎児として存在していたお母さんの子宮は、お母さんの扁桃体の興奮と連動しています。
お母さんが感受性が敏感だと、お母さんの子宮は連動して反応するのです。
扁桃体が興奮するとは、お母さんの交感神経が緊張するということですから、お母さんの子宮は同時にぎゅーーっと収縮します。
中にいる胎児は、どうなると思いますか?
たぶんぎゅーっと締め付けられているかもしれません。血流もダウンするでしょうから、酸素不足になるかもしれませんね。
血流ダウンすると胎内の明るさは暗くなるでしょう。血流ダウンすると子宮内の温度は下がります。お母さんがストレスを感じているときとは、お父さんとけんかをしているのかもしれませんね。
言い争いをする声は、胎児には聞こえます。
子宮が収縮すると羊水の循環が悪くなります。赤ちゃんは、胎内で排泄もしますから羊水が濁ってにおいや味も変化するかもしれません。
私は重度の妊娠中毒症で生まれましたが、そうとう羊水が濁っていたのではないかと思います。
つまり胎内環境によって、皮膚感覚(広い狭い)、温度などの皮膚感覚(暑い、寒い)、音、声への敏感度=聴覚、呼吸(息苦しさ)、光の明暗に対する感受性、におい、などの非言語信号による感受性が作り上げられていくのです。
だから狭いところが怖い人(電車に乗れない、など)、広いところが怖い人がいたり、音に敏感の反応し恐怖感を覚える人、曇りになると起き上がれなくなって会社に行けなくなる人(明暗への反応)、まぶしすぎるとダメな人、暗いところで怖い人(これ、私でした)、狭いところで息苦しくなる人、などが、うつやメンタル不調を作ると考えているわけです。
これらは扁桃体反応なのですね。私たちの考え方では。
こう考えると、たとえば人間関係で何を言われたからうつ、メンタル不調になったということもあるのですが、それとはまったく異なる3歳以下の世界での感受性が刺激されていることが原因だと言うことになります。
むしろ3歳以下の扁桃体で敏感な感受性が作られたから、その後に人間関係で激しく傷ついてしまう、というのが私たちの考え方です。
よく子供時代DVを受けたという方が来ますが、扁桃体感受性を安定させてしまうと、
「なんだ、べつにもういいや。そんな昔のこと」
みたいな感じで、昔の出来事に対する「感じ方」が変わって、その出来事から卒業してしまうことからも、間違いないと思います。
残念ながら扁桃体に注目している人は、あまりいないかもしれません。扁桃体の感受性のことは精神科医や脳科学者などは知っている人は知っていると思いますが、扁桃体自身の感受性を書き換えるという方法は、弊社の顧問である、筑波大学名誉教授・宗像恒次博士以外では、いないかもしれません。
私は聞いたことがありません。
扁桃体は非言語信号で感受性が作られる。ということは、非言語信号、つまり一定のイメージワークを駆使することで、感受性を書き替えることができるのです。
音や光、皮膚感覚、などの非言語信号はイメージ、だからですね。
なぜ、書き換えることができたかがわかるかと言うと、扁桃体の興奮度を調べている独自の診断テストの得点が、実施前後で確実に変化するからです。
こんなふうに実施前後の変化を数値化できるという点も、他の心理療法にはない、このやり方の最大の特徴だと思います。受けている人も自分で納得できますね。
このセラピーは、某上場企業では3年半、初回うつ休職者の再発率0%に貢献したもので、その企業の産業医は論文で発表しています。
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