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苦しい時、目を閉じると〇〇が浮かぶ人は、うつ、メンタルにはならない。浮かばない人はなる。

苦しい時、目を閉じると〇〇が浮かぶ人は、うつ、メンタルにはならない。浮かばない人はなる。

  うつ、メンタル不調になる人、ならない人の決定的な差が一つあるのです。それは何だと思いますか?

それは、こうです。

あなたが苦しい時、強いストレス状態に陥った時に、目を閉じてみてください。その時に、両親の笑顔が浮かぶ人は、「自分は大丈夫だ。なんとかできる」と思えるのです。でも一方、

両親のネガティブな顔、たとえば、無表情、怖い顔、怒った顔、鋭い目をした顔、眉間にしわが寄った顔、などが浮かぶ人は、心がしんどくなってしまうのです。

あなたはどちらでしょうか。

私はかつては後者でした。

後者の人は、私がそうだったように、苦境に陥った時には、

「何やってるんだ! 弱い!」

「そんなことでどうする!」

「もっと、つよくなれ!」

などのような、厳しい叱咤激励を向けられたのではないでしょうか。

脳内の情動の発生装置である、扁桃体は脳内に浮かぶ表情イメージに反応しマイナス感情を発生させますので、怒り、怖さ、無力感、悲しみ、苦しさ、などの感情を発生させるのです。

そうすると、そのストレスを乗り越えられなくなるのです。

両親の笑顔が浮かぶ人はその逆です。なんだ、親子関係がうつ、メンタルになる、ならないの分かれ目か、と思いましかた?

実は、そうではないのです。

実は、あなたの脳裏に浮かぶ両親の表情とは、それは、実際の両親の表情ではないのです。

それは、あなたの身体違和感が作り出した、脳内イメージ、なのです。

よくたとえ話で出すのですが、あなたが異性に恋愛しているとき、胸がドキドキ、顔が火照る。などの、身体良好感が起きますね。

その時、恋愛しているときは、恋は盲目とか、あばたもえくぼとか、そんな日本語がありますね。

それは、身体良好感が起きるとき、脳内には好ましい表情イメージが作り出されるという、脳の作用があるために、そのフィルターを通して相手を見るので、相手が必要以上にかわいく、かっこよく、見えてしまうという認知のゆがみが起きるのです。

つまり、先ほどの両親の話に戻ると、身体が緊張しやすい人は、ちょっとした刺激、ストレスですぐに身体に違和感が起きやすい。

脳内に、いやな表情イメージが作り出されやすい。そのフィルターを通して、小さいころから両親の顔を見ていたので、両親の表情は、事実を見ていないのです。

怖く見えてしまっているのです。無表情に見えてしまっているのです。ぴりぴりとげとげの表情に見えてしまっているのです。

だから、あなたの身体感覚が緩めば、あなたの脳内には常によい表情にイメージが作り出されるので、そうすると、扁桃体は安心の感情を出すので、そうなれば、あなたが苦しいストレスの状況にあるときでも、身体違和感が以前ほど起きないので、うつ、メンタル不調にはならないのです。

両親の表情イメージは、あなたの身体緊張感が作り出した認知の誤解なのです。これに気づくこと、それがあなたの、うつメンタル不調、生きにくさ解決の第一歩なのです。

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