うつ、メンタル不調解決するには、不安を発生させる扁桃体を安定化させることが役立つ
私のところには、よく薬を手放せない、という人が来ます。お医者さんも「薬は一生飲んだほうがよい」などと言うそうなので。
よくよく話を聞いていくと、薬をやめる、と決めるのがこわい、とか、不安、というような感情を持っていることがわかります。
つまり、将来、また以前と同じようなことが起きるのではないかという不安があるために、手放せない、ということなのですね。
この不安は扁桃体が興奮し、恐怖感情や不安感情を発生させている、ということです。
この不安を軽減させるには、不安や恐怖感情を鎮める、つまり扁桃体興奮を鎮めることが役立ちます。
先日も、電車に乗るのが怖い、という方が来ました(個人名を特定できないよう情報を加工しています)。そして不安なので、薬を飲んでいる、手放せない、と。
でも、扁桃体興奮を鎮める心理療法をしてあげたら、「電車に乗れている。びっくりした」と言っていました。
扁桃体を鎮めるとは、非常に威力があるのです。
自分一人では心細いというセルフイメージを変えることができると大丈夫になるのです。自分でできる方法はたとえばこんなことがあります。
「また同じことが起きるのではないか」という不安を感じた時に、その不安は体のどこに違和感として生じているかを調べます。
感情というのは必ず身体感覚として表れています。ここが多くの心理学、カウンセリングとは異なるところです。多くの心理学は「心」だけを見ているのではないかと思います。
潜在意識とは「身体」に現れるのです。身体感覚こそが実は、扁桃体の興奮と連動しているのです。
背中がぞっとする、顔がかっと熱くなる、わなわなとふるえる、胸がきゅんとする、髪の毛が逆立つ、などの日本語があるように、感情は身体感覚として表れるのです。
その身体感覚を鎮めると、扁桃体興奮が緩み、感情はすこしづつ静まっていくのです。
たとえば、不安があるときおなかがぐっと重くなる感覚があるとしましょう。その時、あなたはそのおなかをだれか大好きな人にさすってもらっているイメージを目を閉じてやってみましょう。
大好きな恋人、配偶者、友人など。いなければ神様や仏様でも構いません。
するときもちいいなあという感覚になるので、おなかの緊張は緩んできます。すると不安がだんだんゆるんでくるのがかわかるでしょう。
こんな風にして不安をすこし軽減することができるのです。
本格的に不安を消したい方は、セッションを受けるとよいでしょう。
このセラピーは、某上場企業では3年半、初回うつ休職者の再発率0%に貢献したもので、その企業の産業医は論文で発表しています。
また、厚労省のメンタルヘルスHP「こころの耳」では、数ある心理療法の中で唯一「メンタルヘルスカウンセリングを行うカウンセリング」であるとして、ヘルスカウンセラーと言う名称で紹介されているものです。
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