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うつ、メンタル不調解決を目指すなら、依存心とは何かを理解することが大事

私のところにセッションを受けにくる方は、今まで様々なところに行ってきた、いわゆる目の肥えた方が多いのです。

 もちろん他の心理療法などを受けていない人も来ますが、圧倒的に様々なものを経験してきた方が多いのが特徴です。

 だから、いい加減なことは言えないのです。

もちろんそんなことをするつもりはありませんが、ある意味、いろいろな心理療法を経験してきて「絶望」されてきた方が多いのです。

私はそういう方々にこのセラピーを提供してきましたから、非常に鍛えられました。だからこそこの心理療法に自信を持っています。そういう方々の問題解決に取り組んできたからです。

このブログを読まれている方で、様々な心理療法を経験してきた方でしたら、あるゆる悩みの根底に横たわる大きな問題の一つは、「依存心」の強さにある、ということはご存じかもしれません。

私も以前はそうだったのですが、今も時々ハマりますが(笑)、この依存心の強さというのはどういうことかというと、それは次のようなことです。それは、

他人の評価に常にたよった生き方をしている、ということです。

常に人の評価を気にしたり、常に相手に察してほしいと期待したり、いつもわかってもらえる人を求めていたり、ということです。

こういう依存心が強いと、常に心は相手の評価を気にしてるので不安定になったり、怒りがわいて来たり、悲しくなったり、自分に自信がなくなったりします。

こういう依存心の強さをどう乗り越えるか、が、プチうつ、うつ、メンタル不調、生きにくさを悩みを抱える人にとっての最大の課題なんですね。もちろん誰だって時々は人に頼りたいですよね。

ここで言っているのは、「いつも頼りたい」というのが依存心ということです。

私は依存心が強かったので、よくわかります。

で、ここからが重要ですが、この依存心の強さは、心の中を見るだけでクリアできるものではないのです。

なぜなら、感情を発生させる脳内の部位である。扁桃体が勝手に反応する、いわば肉体反応だからです。心理反応だけが原因ではないからです。

扁桃体とは、私たちヒトだけにあるものなのではなく、哺乳類、爬虫類、魚類、にもあります。

魚にもあるのです。以前、NHKスペシャルのテレビ番組でもやっていましたが、5億年前の魚にも扁桃体はあるのです。

なんのためにあるのかというと、それは、命を外敵から守るためです。

海の中ではすさまじい弱肉強食の世界が展開されてきたのは何となくご想像いただけるでしょう。それも5億年前から。

天敵の「気配」を察知したら、それこそ、瞬時に逃げないと食われてしまいますね。扁桃体とは、瞬時に「危険」をキャッチして、戦うのか、逃げるのか、の信号を全身に送る場所なのです。

非常に原始的な恐怖心の脳なのです。瞬時に鳥肌が立ったりするような反応を作るのが扁桃体なのです。

この脳が、私たち人間にもあるのです。

私たちは現代社会では、命を取られることはないですが、しかし、こんな安全な世の中になったのは、ここ何百年かのことで、私たちヒトはは何十万年前から地球上に存在しているわけで、そのころの地球はジャングルだったろうし、人間を餌として襲う猛獣だってたくさんいたはずです。

魚類と同じように、瞬時に殺気をキャッチしないと、殺されてしまうのですね。そして殺されてきた家族や仲間がたくさんいたことでしょう。

扁桃体とは私たちの命をそうやって守ってきたのです。

だから私たちは、暗闇で「カサッ」という音がしたりすると、飛び上がってびっくりしますね。これはその名残です。

職場などで、いきなり大きな声がすると、ドキッとしますね。それもこの名残です。

また、暗闇で何かの生き物の目線を感じると、びくっとしますね。これもその名残です。

扁桃体は、「目」に激しく反応するのです。それはその名残です。

でも周りの目に反応しすぎると、生きにくくなりますね。プチうつにもなるし、自分に自信がなくなってくる。

だから相手の目や声の反応に非常に敏感になってしまうのです。大丈夫なのか、と常に相手の顔色をうかがう癖がついているのです。

これが「依存」の正体なのです。相手の反応によってはじめて自分を成り立たせているのです。

そういう心理状態が続くとうつにもなるかもしれない。

でも、改善できるんですよ。もともと私たちが何億年も前から持っていた脳なんだから、もともとは必要なものなのです。

ただ、今、私たちはこの扁桃体というものの機能を知らないのです。だから薬で何とかしようとするし、心だけで何とかしようとする。

心理学の歴史はたかだか100年です。

扁桃体は5億年の歴史があるのです。もちろん心理学は、役に立ちます。

でも、もしなかなかうまくいかない。そんなふうにおもったときは扁桃体のことを思い出してみてくださいね。

脳科学セラピーで、扁桃体興奮を鎮めることで、あなたのプチうつ、うつ、メンタル不調、生きにくさは消えてしまうことでしょう。

 

 

このセラピーは、某上場企業では3年半、初回うつ休職者の再発率0%に貢献したもので、その企業の産業医は論文で発表しています。

 

また、厚労省のメンタルヘルスHP「こころの耳」では、数ある心理療法の中で唯一「メンタルヘルスカウンセリングを行うカウンセリング」であるとして、ヘルスカウンセラーと言う名称で紹介されているものです。

 

うつ、生きにくさ、不安、ストレス、メンタル不調を解決したい方は、まずは、脳科学心理セラピー体験セッションをご体験下さい。

 

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*ご参考⇒「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」

著・山本潤一 秀和システム

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