うつ病 治すに、一番大事なのは、現状が数値化できること
この記事では、プチうつ、うつ、生きにくさの原因を、0歳から3歳で完成する脳内の感情の発電装置である、扁桃体の慢性的興奮である、と考えています。
この扁桃体の慢性的な興奮を鎮めてしまうと、あなたのプチうつ、うつ、生きにくさの悩みは消えてしまうのです。
では、あなたの扁桃体は現在どの程度興奮状態にあるのか、それを調べる簡易的な心理テストがありますのでご紹介します。
これは、私のセラピーの先生である筑波大学名誉教授・宗像恒次博士によって開発されたものです。
無料ですので是非やってみてください。ただ、実際にセラピーを行うときには、もっとたくさんの心理テストを行って詳細分析しますので、この診断テストだけでは、明確に断定はできませんが、大まかな傾向はわかると思います。
注意:(宗像博士の著作権物なので、複製・コピーはおやめください。法律により罰せられます)
↓「自己抑制型行動特性尺度」 C.宗像恒次
*採点法→以下の10問の設問に対し「いつもそうである」=2点、「まあそうである」=1点、「そうではない」=0点 として、合計得点を算出してください。
1.自分の感情を抑えてしまうほうだ
2.思っていることを安易に口に出せない
3.人の顔色や言動が気になるほうである
4.つらいことがあっても我慢するほうである
5.人から気に入られたいと思う
6.人に期待に沿うように努力するほうである
7.自分の考えを通そうとするほうではない
8.自分らしさがないような気がする
9.人を批判するのは悪いと感じるほうである
10. 自分にとって重要な人には自分のことをわかってほしいと思う
<結果と簡単な解説> 基礎理論・宗像恒次、文責・山本潤一
■6点以下の人
→周りの目線をあまり気にすることなく、環境が変化したりや人間関係が変わっても、その中で自分らしさを出せる人です。
よって、現在扁桃体興奮はなく、メンタル的には安定していると考えられます。
今後、さらに自分が魅力的を伸ばすとしたら次の点を注意しましょう。自分の感情を率直に表現しすぎることがあるかもしれません。そのために、周りの人々が引いてしまうというようなことがあるかもしれませんので、言い方を柔らかくしたり、相手の気持ちを組んであげるようなことをすると、あなたの魅力はさらにアップすることでしょう。
もし、6点以下なのに人目が気になるとしたらそれは、どこかで素の自分の感情を把握してない部分があるからかもしれません。再チェックしてみてくださいね。
■7点~10点の人
→親しい人間関係の中では、あるがままの自分の気持ちを出せる人です。ところがそれほど親しくない人の中では緊張したり、相手の顔色を気にして不安になりやすいパーソナリティです。相手の気持ちを察して自分を抑える優しさを持っています。
ただ、仕事上で移動したり転勤になったり、新しい環境の中でいると、誰にも本音を言えず孤独感を感じやすくなったりするかもしれません。そうなると、プチうつの心理状態になるかもしれませんので、以下のことを心掛けてみてください。
自分のほうから素直な気持ちを表現する自分になること。助けほしい、教えてほしい、疲れた、今は無理、など、素直な感情表現を心掛けましょう。職場でそれが無理なら、プライベートの場で言える時間を持ちましょう。
それもむずかしいようであれば、扁桃体がだんだん興奮してきますから、一度脳科学メンタルセラピーを受けるとよいかもしれません。
セッションを受けると、この得点が下がり、周りの目がさほど気にならない自分になることができますから、そうすると素直な気持ちを言えるようになって楽になると思います。
■11点~14点の人
→11点以上取ると、だんだん扁桃体の興奮度合いが高くなってきます。現在、メンタルが揺らぎやすく、また、プチうつになっていると感じている人もいると思います。
11点以上とは、だいたいいつも相手の顔色が気になっている心理状態で、これが強く続いていることを意味しています。何かのきっかけで大きく崩れる可能性が強いので、扁桃体興奮を鎮める脳科学セラピーを早めに受けることをお勧めします。
11点以上というのは、両親の顔色をすごく気にして生きてきたという傾向があると思います。扁桃体が両親の顔色に敏感に反応していたということです。でも、大丈夫ですよ。
扁桃体興奮を鎮めてしまえば、この得点は下がりあるがままのあなたとして、しあわせだなあ、という気持ちになることができます。
■15点以上の人
→15点以上というのは、宗像博士の研究ではうつになってもおかしくない得点レベルにあるとされています。それほど、あなたは今まで相手の顔色を非常に気にして生きてきていたと言えるのではないかと思います。苦しかったことでしょう。
私ももともとはこの得点が18点もあったのです。今では5点くらいですが。18点もあったからこそ、対人恐怖症だったのですね。いまは全くないです。
すぐにでも脳科学セラピーをお受けになることをお勧めします。扁桃体興奮を静まってしまえば、あなたはとてもらくになりますよ。扁桃体を鎮めればこの得点は、6点以下になってしまいます。
この心理テスト「自己抑制型行動特性尺度」は、「周りの顔色を気にし、自分自身のあるがままを表現することが抑圧する度合い」を見ているものです。日本人の平均点は約9点と言われています。
しかし7点以上取ると、周りの顔色を気にする傾向が強まりますので、そうなると、扁桃体は興奮し出して、その結果、「自分らしく生きていない」「生きにくい」「いつも不安」「生きていてもむなしい」
などの、プチうつ、うつ、生きにくさ、の心理状態が出てきやすくなるのです。
扁桃体は、顔反応性細胞という相手の表情に激しく反応してマイナス感情を発生させる機能がありますので、ある意味、この心理テストは扁桃体の感受性の敏感さがどの程度あるかを見ているのです。
扁桃体興奮を鎮めてしまえば、この点数もあっというまに改善してしまいます。
私は数多くのプチうつ、うつ、生きにくさを抱えている人に対してこの心理テストをやっていただき、扁桃体興奮を鎮めてこの心理テストの得点を改善してきましたので、ご安心下さい。
またやってみて何かご質問があったらお気軽にお寄せくださいね。
このセラピーは、某上場企業では3年半、初回うつ休職者の再発率0%に貢献したもので、その企業の産業医は論文で発表しています。
また、厚労省のメンタルヘルスHP「こころの耳」では、数ある心理療法の中で唯一「メンタルヘルスカウンセリングを行うカウンセリング」であるとして、ヘルスカウンセラーと言う名称で紹介されているものです。
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