某上場企業で3年半初回うつ休職者の再発率0%に貢献しました
某上場企業で3年半初回うつ休職者の再発率0%に貢献しました
多くの企業では、さまざまなうつ、メンタル対策を行っていると思いますが再発を止
められないという問題に直面しているとお聞きします。しかし弊社がかかわった某上場企業では、初回うつ休職者の再発率が3年半0%と言う結果が出ているのです。
よく「信じられない」とか、「何をやったんですか?」と質問されます。もちろん私た
ちだけでやったのではなく、この企業の人事部、産業保健スタッフの方々との連携の結
果ですが、私たちは以下のような取り組みを行っておりました。
a.うつ、メンタル不調を作り出す扁桃体を安定化させる心理療法実施。
弊社顧問、筑波大学名誉教授・宗像恒次博士開発の独自の心理療法理論により、う
つ、メンタル不調の原因は、脳内の感情の発電装置である扁桃体(へんとうたい)の過
敏な感受性により作り出され、これを安定化させる心理療法を行っていました。扁桃体を安定化させるという心理療法は、おそらくほかのどの企業も行っていないと思います。
b.再発防止のための自己表現法を指導
うつ、メンタル不調になる人の特徴は、「周りの顔色を非常に気にすることから、自分自身の都合を言えない」と言う点にあります。自分の都合を言えないとは、「助けを求められない」「アドバイスを求められない」「適度に断れない」「依頼できない」など。自己表現できることが再発防止の鍵なのです。
このように言うと、ではアサーションをできるようにすれば良いのかと考える人がいますが、決してそうではありません。なぜなら、周りの顔色を非常に気にする人とは、自分自身の「気持ち、感情」をとても抑圧している人であり、こういう方々に自己表現=アサーションを強要すると、かえって「抑うつ度」が上昇することがわかっているからです。
では、なぜ「周りの顔色を気にして、自分の気持ち感情を抑圧してしまうのか」というと、感情の発電装置である、扁桃体が非常に過敏に反応する感受性を持っているからです。ここでは詳しくは説明しませんが、結論を簡潔に言うと扁桃体の過敏な感受性を安定させる心理療法を行うと、周りの顔色をそれほど恐れなくなるため、ここでやっと自分の都合を言う言い方=アサーション法を教えることで、再発防止になるのです。