うつ病を治すには、その対処法は、何を解決しているのかを理解することが大事と考えます。

「抗うつ薬で一時的な不安を抑えることはできるかもしれませんが、原因となるストレスが取り除かれないままだったり、周囲のサポートを受けられない状態ではうつから抜け出すことはできませんから、薬を飲んだとしても根本的な解決にはなりません」

（無駄で危険な医療＋治療45）双葉社

私はこの文章はとてもまっとうなことを書いていると感じました。

なぜなら、あなたが職場で苦手な上司から叱責されて、会社に行けなくなって、お医者さんから「うつ」だと言われたとしましょう。

薬をもらうでしょうが、そもそもなぜ、うつになったのでしょうか。

その上司の叱責に傷ついたからですね。

ということは、ではなぜ、職場に戻れないのでしょうか？　どうすれば戻れるのでしょうか？

はっきりしていますよね？　その上司のことが怖くない、という気持ちになればよいということです。

いくら休職しても、いくら薬を飲んでも、結局、会社に戻る日が近づいて、その上司のことを思い出したら怖くなってしまう、ということでは、いつまでたってももどれませんよね。

原因を取り除かなくては、いくら薬で一時的に不安を取り除いても、原因を解決しなければいつまでたっても同じことなのではないでしょうか。

私たちには、時間が必要です。何の時間かというと、自分自身の課題に向き合う、と心を固めるための時間です。

それさえ決まったら、うつ、メンタル不調は半分解決したも同然です。しかし、今は便利というか、一方である意味不幸かもしれないとも思うのですが、一次的に不安を軽減する薬、という便利なものができてしまったために、いつまでもある意味、先延ばしが可能になったとも言えるのかもしれません。

人は誰でも、課題に遭遇するようになっています。

結婚を例にとってみましょう。ほとんどの人が、その人が好きだなと思って結婚しますよね。でも、そうだとしたら、なぜこんなにも離婚するのでしょうか。

もちろん、離婚せずにずっと結婚が続く人もいます。そういう人たちは最初からダントツに相性が良かったのでしょうか？

いいえ、私も結婚が１２年になりますが、そんなことはないと思います。いろいろな課題を乗り越えた人たちが、うまく行く方法をすこじづつ身に着けて落ち着いていったのです。

乗り越えていったんだと思うのですね。

仲が悪いまま、あきらめて生活している人は別ですよ。

今、仲が良いのだとしたら、それは乗り越えていったのです。結婚て最初はラブラブでも、細かいことが次々と起こりますから。

結婚て恋愛ではなく、日々の生活ですから。

子供が生まれ、そのことで育児をどうするとか、家事をどうするとか、子供が学校に行ったら成績が良いとかよくないとか、進学をどうするとか、お金があるとかないとか、家を持つ持たないとか、職場での人間関係のストレスがどうとか、不倫したとか、

いろいろなことが起きるのが結婚なのです。

私は結婚の最初の３年くらいは、非常によくケンカしていたのです。お互い価値観のずれは結婚してからわかるのですね。

最初は、めんどくさいから問題に向き合わずにほったらかしにしていたのです。

そうすると、長い時間がたってから何がけんかの原因なのか、の本質的な問題に向き合うと、相手から５年前の出来事のことを持ち出してきて、けんかになるのです。

その時、けんかが起きたとき、すぐに向き合って謝るとか、やっていればその時にすぐに終わったのに、ほったらかしにして先延ばしにすると、問題解決がだんだん複雑になってきてしまうのです。

それでも、私もそうでしたが、失敗をある程度重ねて、そしてこのやりかたでは本当にダメだ！　という気持ちになる必要があるのですね。

そういう気持ちになった時、その時こそが本当の自分にとっての生き方を変えるとき、問題に向き合うとき、自分にとっての幸せなあるがままの生き方へと踏み出すスタートなのです。

そういう意味では、人生、無駄はないのですね。

うつ、メンタル不調、生きにくさを解決するのに、薬やそのほかの様々な心理療法をいろいろ試すでしょう。

こちらがやっている方法は、うつ、メンタル不調、生きにくさを作っているのは、心、という目に見えないものだけではない。私たちのもっている身体だという理論です。

うつ、メンタル不調、生きにくさを抱えている人は、身体違和感が必ず強い人です。

身体違和感が、脳の感情の中枢の扁桃体に影響を与え、不安、怖さなどのネガティブ感情を作り出し、それがあなたの今の状態を作っている、ととらえています。

今の世の中の多くの専門家は、身体が潜在意識を作り出しているとは考えていません。

その理由はここの記事でたくさん書いていますが、しかし、あなた自身は調べてみてください。必ず、あなたがうつ、メンタル不調、生きにくさを抱えていたら、頭痛、腰痛、肩こり、胃痛、手足の冷え、など、様々な身体違和感を抱えているはずです。

その身体感覚が脳に影響を与え、あなたにネガティブ感情を引き起こしているのです。

こちらで行っている手法は、他の様々な手法でなかな納得がいかなかった人にお勧めしたい手法なのです。

ほかの方法で、あまり効果が見られなかった人で、興味ばある方でピンときたかたは体験セッションを受けてみるとよいでしょう。

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