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うつ病克服のためのそれぞれの視点とは

うつ病克服のためのそれぞれの視点とは。

 うつ病を克服するための様々な対策法には様々な視点があると思います。例えば、私も‘90年ころには行っていましたが傾聴をベースとしたカウンセリング。これは、相手の話をありのままに傾聴、共感することで相手のうつ、メンタル不調を緩和して、場合によっては気づきもうながして、うつ、メンタル不調脱却のきっかけをつかんでいただこうとするものです。でも、これだけではなかなかうつ、メンタル不調を脱却させる支援をするのは難しかったです。傾聴しているその時はよいのですが・・・。

 認知行動療法と呼ばれるカウンセリングも90年代中ごろには行っていました。これはたとえば、その人のものの見方の癖やゆがみに気づいてもらって、うつ、メンタル不調を作っている思考の偏りに気づいてもらおうとするものです。例えば、コップの中に水が半分あるとすると、うつ、メンタル不調になりやすい人は「もう半分しかない」などと悲観的な見方になる人が多いため、カウンセラー側が支援して「まだ半分もある」と言う、今までとは違った認識に気づいてもらったりするのです。

  これもうつ、メンタル不調が軽い人には効果がある人もいましたが、私の経験ではこういった考え方の癖に気づいてもらうだけでは、うつ、メンタル不調の人にはなかなかうまくいかなかったですね。なぜなら、「まだ半分もコップに水がある」と頭ではわかっても感情的な部分では、どうしても不安や心配などもマイナス感情が湧いてくるため、「考え方」を変える認知行動療法では「不安や心配などの感じ方」を変えることができなかったからです。

  感じ方を担っているのは、脳内の不安や恐怖などの感情の発電装置と言われる扁桃体です。うつ、メンタル不調の人は、扁桃体の感受性が非常に敏感な人が多く、この扁桃体の感受性を安定化させるこちらの心理療法に行うと、不安や心配が軽減し「感じ方」が変化するのですね。

 もちろんお医者さんがやっている薬による対策もあります。私はお医者さんではありませんから薬による対策の論評をしませんが、これでうつ、メンタル不調が解決する人はそれで良いと思います。しかし、長期間服用しても効果が実感できないとか、そういう人でしたらこちらが実践している、不安や恐怖などの感情の発生装置と言われる扁桃体の過敏な感受性を安定化させるという心理療法を検討されてみてはいかがでしょうか。

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